「がんばる」と言うこと
「もっと頑張らなきゃ」 「私がやらなきゃ」
そうやって自分を奮い立たせ、毎日を駆け抜けているあなたへ。
今日は少しだけ立ち止まって、この言葉の意味を一緒に考えてみませんか。
「がんばる」の正体
「がんばる」という言葉を漢字で書くと「頑張る」。 その語源の一つは、仏教用語の**「我(が)を張る」**にあると言われています。
「忍耐強く取り組む」や「困難に耐え抜く」など、全力を尽くしてやり遂げると言う「最善を尽くす」と言う意味もありますが、
我を張るとは、意地を通すこと、自分を押し通すこと。 いつのまにか私たちは、「我を張って、無理をしている状態」を「自分らしさ」だと勘違いしてしまっているのかもしれません。
削られていく心と体
外側の評価や、誰かが決めた「正しさ」。自分で決めた「こうあるべき」と言うこと。 それに応えようとすればするほど、心と体はパンパンに張り詰めていきます。
「頑張っていない自分には価値がない」
そんな思い込みが、あなたの大切なエネルギーを少しずつ、でも確実にすり減らしていきます。 奥歯を噛み締め、肩を上げ、呼吸を浅くして、必死に「我」を張り続けていませんか?
我(われ)に還る
外側の評価を求める旅は、もう十分頑張ったはずです。 そろそろ、そんな自分を認めてあげませんか?
「今のままで、大丈夫」 「よくやってきたね」
そうやって自分を受け入れたとき、張り詰めていた緊張がふっと解け、本当の「自分らしさ」が静かに顔を出します。
心を整えようと思っても、思考が止まらないときはあります。 そんな時は、まず「体」から緩めてあげてください。
ガチガチに固まった身体を整えることは、張り詰めた「我」を下ろしてあげる一歩になります。

