【春の不調】ふわふわする「めまい」や「のぼせ」。東洋医学で紐解く自律神経の整え方

こんにちは。和整體CURA(くうら)です。

2月を過ぎ、暦の上では春。 少しずつ暖かさが増してくるこの時期、「なんだか最近、身体がふわふわするな」と感じることはありませんか?

  • 立ち上がった瞬間にクラッとする
  • 地面が少し揺れているような感覚がある
  • 頭がぼーっとして、仕事や家事に集中できない

「寝不足かな?」「気のせいかな?」と見過ごしてしまいがちな、この小さな不調。 実は、身体からの大切なサインかもしれません。

今日は、春特有の「ゆらぎ」の正体と、東洋医学の知恵を活かした整え方についてお話しします。

なぜ春は「ふわふわ」しやすいのか?

前回のブログでもお伝えしましたが、現代医学の視点で見ると、春は一年の中で最も自律神経が忙しい季節です。

  1. 激しい寒暖差: 朝晩の冷え込みと日中の暖かさの差。
  2. 気圧の変動: 低気圧と高気圧が交互に入れ替わり、内耳のセンサーが敏感に反応。
  3. 日照時間の変化: 冬に比べて日が長くなり、活動モードへの切り替えにエネルギーを消費。

これらに対応しようと、自律神経は24時間フル稼働でバランスを取っています。その調整が追いつかなくなったとき、脳が「少し休んで!」と出すサインのひとつが、あの「ふわふわ感」なのです。

東洋医学でみる、春の「肝」と「気」

東洋医学では、春は**「肝(かん)」**の季節と考えます。 冬の間に蓄えていたエネルギーが、春の訪れとともに芽吹く草木のように、身体の上へと昇りやすくなる時期です。

このエネルギーを「気(き)」と呼びますが、春はこの気が上半身に集まりすぎてしまう傾向があります。

特に、頑張りすぎていたり、ストレスが溜まっていたりして「土台(下半身)」が弱っていると、エネルギーが頭にばかり停滞してしまいます。

  • めまい・ふらつき
  • 頭重感・のぼせ
  • イライラ・不眠

これらは、いわば「エネルギーの渋滞」が頭の方で起きている状態。これを東洋医学では、気が上にのぼる「気逆(きぎゃく)」や、肝のバランスが崩れた状態として捉えます。

今すぐできる「重心を下に降ろす」セルフケア

「なんだかふわふわするな」と感じたら、まずは上にのぼったエネルギーを足元へ降ろしてあげることを意識してみてください。

① 足裏で「地面」を感じる

椅子に座るか、裸足で床に立ち、足の裏全体が地面に接している感覚に集中します。 そのまま「吐く息」を長く、深呼吸を繰り返してください。脳に集まっていた意識が足元へと降りていき、重心が安定します。

② ふくらはぎを優しくさする

「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎを、足首から膝裏に向かって優しくさすり上げます。下半身の血流を促すことで、物理的にも血液の巡りを全身に散らし、のぼせを鎮めてくれます。

③ お腹(丹田)に手を当てる

おへそから指3本分ほど下にある「丹田(たんでん)」に両手を当て、じんわりと温かさを感じてみてください。「ここに自分の中心がある」と意識するだけで、不思議と気持ちもスッと落ち着いていきます。

「整えてから動く」という選択

春は「何かを始めなきゃ」「動かなきゃ」と、心も焦りやすい季節です。 けれど、土台が揺らいだまま走り出すと、身体はさらに疲弊してしまいます。

まずは、自分の身体が今どんなサインを出しているかに耳を傾けること。 そして、高ぶった神経を一度「下へ」と落ち着かせてあげること。

「整えてから動く」

それだけで、今年の春はいつもより軽やかに、心地よく過ごせるはずです。

もし、ご自身でのケアだけでは追いつかないと感じた時は、「手あて」のケアでサポートさせていただきます。

違和感の段階から体をケアすることが、10年後の未来を作っていきます。

手のひらから整う日々へ

CURA/和整體