【2月の不調】「寝たのに疲れている」その正体
こんにちは。和整體CURA(くうら)です。
2月に入り、春の気配を感じる日もあれば、真冬のような寒さに戻る日もありますね。 この時期、サロンに来られるお客様から多くいただくのが、こんなお悩みです。
「しっかり寝ているはずなのに、朝から体が重だるい」 「やることを考えただけで、ため息が出てしまう」
もしかすると、あなたも同じような感覚を抱えていませんか? 「年齢のせいかな」「気合いが足りないのかな」と自分を責めてしまう方も多いのですが、実はこれ、身体のメカニズムから見ると**「寒暖差によるエネルギー切れ」**であることがほとんどです。
自律神経は、寝ている間も「フルマラソン」状態
私たちの身体には、外気温がどう変わっても体温を36度前後に保つ「ホメオスタシス(恒常性)」という機能が備わっています。
2月のように気温が乱高下すると、この調整役である自律神経は、休む間もなく働き続けなければなりません。たとえ布団の中で目を閉じていても、身体の内側では体温調節という「激しい労働」が続いているのです。
朝起きた時に疲れを感じるのは、身体が命を守るためにフルパワーで戦い抜いたような状態になっているのです、
なぜ「気温がだけ」で、フルマラソン級に疲れるのか?
「ただの寒暖差で、どうしてこんなに体が重いの?」 そう疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、私たちの身体にとって「体温を一定に保つ」ことは、生命維持における最優先事項であり、最もエネルギーを使う仕事なのです。
1. 「7度の壁」と自律神経のパニック
自律神経がスムーズに対応できる気温差は、一般的に**「7度まで」**と言われています。 2月の三寒四温のように、前日との差が10度近くあったり、一日のなかで激しく乱高下したりすると、自律神経はパニック状態に。
車に例えるなら、「急アクセルと急ブレーキ」を数分おきに繰り返しているようなもの。 これでは、ガソリン(エネルギー)がいくらあっても足りません。
2. 寝ている間も「防衛モード」が解けない
本来、睡眠中は「副交感神経」が優位になり、血管が緩んでリラックスするはずです。 しかし、夜間の急激な冷え込みや前日の寒暖差によるダメージが残っていると、身体は体温を逃さまいと血管をギュッと収縮させたまま(交感神経優位)になります。
これでは、**「24時間戦い続けている」**のと同じ。 朝起きた時に、まるでフルマラソンを走り終えた後のような疲労感に襲われるのは、そのためです。
3. 内臓の「サボり」ではなく「エネルギー回し」
寒暖差疲労が起きると、胃腸の調子が悪くなる方も多いです。 これは、身体が「消化」よりも「体温維持」にエネルギーを優先して回しているから。内臓の働きが低下すると、疲労物質の排出も遅れ、疲れがどんどん蓄積していく悪循環に陥ります。
💡 寒暖差に負けない「お守り」ケア
この時期、自律神経の無駄遣いを防ぐために、ぜひ意識してほしいことがあります。
- 「3つの首」を物理的に守る 首、手首、足首。太い血管が通る場所を冷やさないだけで、自律神経の「体温調節」という重労働を大幅に減らすことができます。
- 耳を優しくマッサージ 耳の周りには自律神経の線維が集中しています。耳を上下横に軽く引っ張ったり、回したりするだけで、脳に「もうリラックスして大丈夫だよ」という信号を届けることができます。
- 「湯船」というリセットボタン 38〜40度程度のぬるめのお湯に浸かることは、強制的に血管を広げ、滞った血流を流す最も手軽な「オン・オフの切り替え」術です。
春を軽やかに迎えるために
3月、4月と季節が進むにつれ、生命のエネルギーはさらに活発に動き出します。 今のうちに「オンとオフの切り替え」ができるしなやかな身体を思い出しておくと、春特有のイライラや五月病のような不調も未然に防ぐことができます。
身体を整えることは、遠い未来のためだけではありません。 何より、**「今日という一日を、あなたが少しでもラクに過ごすため」**にあります。
もし、自分一人では「オフのスイッチ」が見つからないときは、ぜひCURAの手のひらに身を委ねに来てくださいね。
あなたの毎日が、心地よいリズムで巡りますように。

